【馴れ初め】成田空港で女性が「食べます?」ってパンを差し出してきたwww
の続きです
468: 成田結婚 2015/12/05(土) 22:42:28.63 .net
こんばんは。ちょっと遅くなったね。
すみません。
ところで、書いてて思ったんだけど、義妹とのイロイロね・・・
義妹との事だと少さかのぼって彼女と俺との事を書かなきゃならないんだけど、
それってちょっとスレ違いにならんかね?
あと、上の人達がある想像しているけど、残念ながらそれはない。
先に言ってしまって興ざめかも知れんが・・・。
ただ、それとは別に叩かれ要素はあるかも知れない。
それから、あらかじめ言っておくけどやっぱりフェイク入れるから、
前の話と合わなかったりしてもスルーしておくれ。
それじゃ、とりあえず書いて行こう。
まず、「義妹」はちょっと表現がめんどくさいので、
前にも書いたけど桜井幸子似なので、「幸(さち)」にする。
俺と幸は高校の同級で、なんかの研修でたまたま同じグループになった。
今思えば幸は下の子ならではの良く言えば天真爛漫、普通に言ってマイペース、
悪く言えば自己中な性格だった。
・・・で、まあそのグループメンバーの相性が良かったようで、
研修後も何かと仲良くしてた。大体7、8人位だったと思う。
その中でも、特に幸とはウマが合って二人で話したり、遊んだりってのもあった。
でも、ホントに友達同士の関係で「付き合う」みたいな発想は生まれなかったな。
そんな感じのまま、卒業を迎え俺ちょっと特殊な専門学校へ、
幸はちょっと離れた所の大学へ進学した。
この進路に関しては特別な要素にはならないので割愛します。
それで、お互い顔を合わせない日々が続くと・・・参ったのは俺の方で、
恥ずかしながらそれまで恋愛経験など無く、
学業の方でも打ちのめされていたのもあり急に幸の事が恋しくなりましたよ。
あ~そうですよ。
連絡だけはマメに取っていたので、
お互いの学業の愚痴の言い合いなんかはしてたんだけど、
恋愛免疫ゼロの俺の気持ちはもう止まらん訳よ。
んで、お決まりの告白タ~イム!
結果は・・・・
「見事、玉砕!WWW」
昔より距離が離れてるんだから冷静に考えれば当然なんだが、恋は盲目だよね。
ただ、この後の状況が後の火種になったりする。
ここで、幸の天真爛漫さが発揮されて、告白の答えが
幸「恋愛関係にはなれないけど、これからも友達でいてほしい。」
だった。
ある意味模範解答かも知れないが、
幸の性格からしておそらく裏表のない正直な答えだったんだと思う。
ほんとに恋愛免疫ゼロは恐ろしいもので、
俺もその時はそれで納得してしまい言葉通り今まで通り元通りに!
・・・など、なる訳など無く。
その時の俺は逆に不思議なくらい諦めが悪かった。
今思えばね、そこで幸と切れてたら嫁とも出会ってなかった訳だから、
人の縁ってのは本当に不思議だし確かに存在すると思うよ。
幸は例のオーストラリア行きを実現するために
2年で大学を休学して働き始めたりしたんだけど、
それまでの間に断続的にアタックを繰り返してたよ、俺。
ただ、答えはいつも同じ
「恋愛関係にはなれないけど、これからも友達でいてほしい。」
これも不思議なんだけど、この件に関してはどうして幸はここまで寛容だったんだろう?
俺も2年で卒業し就職、働き始めたのも同じタイミングだったね。
ちなみに嫁は短大卒なので、俺たちの丁度2年先を進んでた。
流石に就職してからは恋愛にばかりかまけてる余裕もなく、
幸の事も自然と恋愛対象として見ることもなくなった。
諦めがついたのか何なのかは良く分からなかったが。
ただ、相変わらず連絡は取りあってたし、
幸は地元で働いてたのでそれなりに会う機会も増えて行った。
その後は、幸も仕事先の人と人並みに付き合ってたし、
俺も幸の恋愛相談に乗ったりしてた。
でも、幸の恋愛はいつもうまくいかなかった様で、
その事や学業、仕事の事で親父さんと上手くいかない時期があった。
その頃には俺は完全に幸の友達兼相談役になって、
俺自身もその立ち位置に何のわだかまりもなく収まっていた。
また、俺は通常ルートの就職をしたので仕事に慣れればだんだん余裕が出てくるが、
幸は夢の為にお金を貯めている事情があったので
自然と何かと幸の面倒を見る様にもなってた。(お金じゃないよ)
そんな関係で安定してきたころに、いよいよ幸のオーストラリア出発が決まる。
そして、>>405の書き込みに!
すっげ~長くなったけど、ここまでが前提だ!
その後の経緯は、>>405をお読みください。
ごめん、ちょっと今日はもう限界。
書き貯めも、底をついたので今日は落ちます。
明日で終わると思うよ。
それじゃ、おやすみ!
乙~
続きを楽しみにしてる
パンツ脱いで、な
>>472
乙! 明日以降も楽しみに待ってる。
無理はすんなよ!
>>473
パンツは履いとけ、この時期は風邪ひくぞw
こんばんは。下町ロケット見てたら遅くなった。
さて、続きいいかな?
話は飛んで、俺が嫁と付き合う事になったその後・・・・
俺「幸には俺たちの事どう伝える?」
嫁「私が俺さんを好きになったんだか私から伝えるよ」
幸との連絡は基本手紙かメール。
ただ、メールはまだ環境が整ってなくて、
いつもいつでもチェックできる状態じゃなかった。
特に幸の環境は結構厳しかった。
未だに嫁がどんな手段で幸にその事を伝えたかは知らないけど、しばらくして
幸「お姉ちゃんと俺君が仲良くしてるのは嬉しい」(メール)
ってメッセージが来た。
それからも、それまで通りのペースで近況報告の連絡は来ていたと思う。
俺と嫁は時には喧嘩もしつつ、順調に交際を続けていた。
俺達が付き合い始めて1年くらいたった頃だろうか、
幸が一時帰国する事になった。
確か日本の季節は夏だったと思う。
帰国の日、俺と嫁で出迎えに行った。
帰り道、俺は車の運転だし姉妹の久しぶりの話の邪魔をしない方が良いかと思って、
極力会話には加わらない様にしていたと思う。
二人の会話はごく普通思え、俺は何故かホッとしていた覚えがある。
それで、幸が日本にいるうちに、どこかに三人で遊びに行こうと言う事になった。
出かけたのは確か横浜だった。
中華街やみなとみらいを回った。
その日は、幸がやけにはしゃいでた。
服装も普段ボーイッシュ(?)装いが多かったのが、
別荘に避暑に来たお嬢様みたいな服だった。
桜井幸子似r・・なので、良く似合っていたし、正直綺麗だった。
もちろん、松嶋菜々子似r・・・の嫁もお洒落してきているので、
俺は傍から見たら両手に華だったと思う。
まさに俺の絶頂期(盛大な勘違いWWW)
気のせいか、俺達を振り返る人がいたような・・・。
(一つだけ確かなのは、俺に振り返っているのではない事orz)
そんな中、珍しく
幸「プリクラ撮ろう!」
俺・嫁「えっ?」
プリクラに年齢の制限など無いのだが、
俺たちも社会人でそれなりの年齢だし
当時プリクラって女子高生がやるものってイメージだった。
まして、幸はそれまでプリクラなど撮らないタイプだったので、二人とも驚いた。
俺たちが撮ったプリクラは、4パターン
・俺&嫁&幸
・嫁&幸
・俺&嫁
そして
・俺&幸
この時も、幸はいつになくテンションが高く
俺と腕を組んでやけに引っ付いたポーズでの撮影になった。
これにも俺は驚いた。
幸とは高校時代からつるんでいたが、
こういったスキンシップ系は今までに無かったから・・・。
俺は実はちょっと戸惑いながら口では
「オーストラリア流のスキンシップか?」
みたいな事を言ったと思う。
(この時代には「欧米か!」のギャグはまだ無かった。あったら間違いなく使っていただろう)
その時のプリクラは、三人で分けた。
俺は一応今でも持っているが、他の二人はどうなんだろう?
まあ、そんな感じで幸のテンションは最後まで高かった。
俺と嫁も幸のテンションの高さには多少違和感を感じながらも楽しく過ごした。
でも、よく考えるとこの三人で遊ぶってのは初めてだったんだよね。
前に三人揃った時は、例の空港で三人の関係性は全く違っていた訳だし。
俺は「三人で遊べて楽しかったなぁ~」って呑気に振り返っていたりした。
そうこうして、幸がオーストラリアに戻る3日前だったと思う。
嫁から急に呼び出された。
口調はかなり硬く、なにやら深刻な雰囲気だった。
待ち合わせ場所に行くと、そこには硬い表情の嫁と俯く幸がいた。
幸の目は腫れていた。泣いていたんだろう。
俺は正直かなり不安になりながら、話を聞いた。
まずは、嫁から俺を呼びす事になった理由の説明から。
この時は俺もテンパってたので、かなり記憶が曖昧なんだ。
だから、ざっと覚えている流れで…。
嫁と幸の間で些細な事から喧嘩になった。
↓
ちょっとした喧嘩のはずがだんだんエスカレートしてしまい、
お互いを非難し合うような言い合いに。
↓
そこで、幸「お姉ちゃんだって、私の大切な人とったじゃない!」と言い泣きだす。
↓
泣いてばかりいて、はなしの要領を得ないがなんとか、
幸の言う「大切な人」が俺の事を指している事だけは聞き出せたので、
俺の話も聞こう
↓
イマココ…な状況だった。
幸は待ち合わせの場所に着くまでにだいぶ落ち着いていたらしく、
ポツポツと話し始めた。(意訳)
「お姉ちゃんに言った『大切な人』は俺くん。」
「オーストラリアに行く少し前位から俺くんを異性として意識するようになっていた。」
「オーストラリア行く事が決まっていたので、その時は気持ちをしまっておこうと思った。」
「でも、オーストラリアで一人の生活が始まってみると、
俺くんへの気持ちが強くなっていった。」
「過去にいろいろあったけど日本に帰ったら俺くんに気持ちを伝えようと思っていた。」
「気持ちが決まった後に、俺くんとお姉ちゃんが付き合い始めてしまった。」
「今まで何度も俺くんの気持ちに答えられなかったから、その報いかもしれないと思った。」
「だから、俺くんの事は諦めようと思った。」
「お姉ちゃんには俺くんと幸せになって欲しいと思ってる。
でも、せめて今まで通り友達でいさせてほしい。」
…と、ざっとこんな感じの話だったと思う。
俺も嫁もしばらく言葉が出なかった。
幸がオーストラリアに出発する頃、俺は自分の気持ちはともかく
幸にはもう脈が無いと思っていたので幸の気持ちには全く気が付かなかった。
(モテる人は気が付かくのかもしれないね。)
嫁には例の草津の湯の時に「幸と付き合ってた」疑惑をかけられていたので、
俺が一方的にアタック→玉砕を繰り返してた事は伝えてあった。
だから、やっぱり幸の気持ちの変化は分からなかったと思う。
なにより遠い異国にいる幸本人がその事を隠そうとしていたんだから…。
気づくと、嫁も泣いていた。俺なんかよりよほど修羅場だったと思う。
俺「何がきっかけで俺への気持ちが変化したの?」
幸「働いている頃、仕事、恋人、父親とも上手くいかずどん底にいたとき、
俺くんだけは『どんな時でも俺は幸の味方だよ』って言ってくれたの」
幸「そう言われて、本当に俺くんがいつも私の側にいて助けてくれてた事に気がついて…」
前にも書いたけど、その頃に俺は既に悟りを開いてしまっていたので
幸への恋愛は無しだったの。
ただ、やっぱり大切な友達だから今まで通り誠実に付き合いたいと思って接してたから、
その辺がきっかけだったのかなぁ?
さて、経緯はさておきドライな言い方だけど、
今後の方針をなんとかしなければならない。
俺「幸の気持ちは嬉しいけど、俺は嫁と付き合ってるし、
その気持ちには答えられない。ただ、友達でいたいと思ってる。」
言葉だけ捉えたら、カッコつけてるって思われるかもしれないけど
これは俺の嘘偽りない本心だった。
でも、言ってから思ったんだけど、俺がさんざん幸に言われてた事だなって。
意識して言ったワケじゃなけど、幸にとって俺の言葉は意趣返しになってしまったかも知れない。
幸「そう言われるだろうと思ってた。でも、そう言ってもらえて嬉しいよ。」
幸「俺くんにはっきり言ってもらって良かったよ。なんかスッキリした。」
幸は笑顔だった。俺は幸は強いなと思ったよ。
そんな内心穏やかじゃないよね。
俺だって嫁だってそれぞれまともな精神状態じゃなかったと思う。
でも、幸は笑ってた。虚勢を張ってたのかも知れない。
そんな状況のなか、嫁はじっと話を聞いていた。
幸が思っていることをいっきに話してしまったので、
嫁にはあまり選択肢が残されなかったんだと思う。
どんなに考えても俺は嫁と付き合っていて、幸とは友達以上にはなれない。
これが現実でこれにを前提に答えを出すしかない。
嫁と幸の間の事にしたって、俺の立ち位置をはっきりしないといけないと思った。
逆に嫁と幸の間には入れないし、その事は二人で結論を出してもらう事しかできないもんな。
ところで、その後も少しづつ話を聞いていると、三人で出かけた時、
幸は俺との「最初で最後のデート」って気持ちが多少なりともあったそうだ。
当事者でなければ「それなんてエry・・・」ってな話だけど。
それに姉の存在は・・・?
この辺が幸の性格がいかんなく発揮されていると思って、
思わず笑ってしまったが二人には睨まれたよorz
まあ、思いは吐き出した方が良いっていうけど、この時もそうだった。
いろいろ話しているうちにギクシャク雰囲気は少なくなっていった。
最後は出発の日の予定を決めて解散になった。
そして、3日後幸はまた元気にオーストラリアに旅立っていった。
その後幸とは、それまで通りと言うかハッキリ「お互い友達同志」で付き合いが続いてる。
良い友達だよ。
思い出しながらで俺と幸の事中心になったけど、一つ嫁の事を・・・
後に聞いたんだけど嫁は三人で話し合いになった時、
話の展開次第では俺と別れて幸を応援しようと決めてたらしい。
幸に「大切な人をry・・・」と言われたことが堪えたみたい。
普通のカップルなら「なんでそんなすぐに結論出せるんだヨ!」とかなると思うが、
実の姉妹の事だから致し方ないよね。
嫁「でも、二人を目の前にしてもハッキリ言ってくれたから嬉しかったよ。」はあと
だって。
俺はというと人生に3度モテ期があるって言うけど、
こんなモテ期は二度と来てほしくないと思ったよ。
最後に言っておくけど俺は決してイケメンではないし、もてるタイプではないよ。
なぜこの二人とこんな事になったのかこっちが聞きたいくらいさ。
たぶん盛大なスレ違いになってしまったけど、これが俺と嫁と幸の馴れ初め(?)です。
それじゃ、ROMに戻るよ。
おやすみ!
楽しませてもらった
ゲスいな
ちょっと妄想したが
完走乙!
恋愛にはそういったすれ違いってあるよね(苦笑)。
今が幸せなら何より